Talk with fellows (4)

ダイナミックDNSサービス

インターネット利用者がプロバイダと契約しているインターネット接続の接続方法の多くは、動的IPアドレス方式です
これはインターネットに接続するたびに、プロバイダが違うIPアドレスを割り当てる方式です
この方式はインターネット利用者のIPアドレスが固定していないため、外部からその利用者のパソコンへのアクセスするには、その時その時のIPアドレスを何らかの方法で知る必要があります
それで例え何らかの方法でIPアドレスを知ることが出来たとしても、アクセスのために毎回違う数字の羅列(IPアドレス)を入力するのは苦痛です
やはり自宅に設置した自前のサーバーに誰もが簡単にアクセスできるためには、ドメインを取得して、いつでも同じ文字列(ドメイン名)でアクセスできるようにする必要があります
しかし多くのプロバイダが提供している固定IPサービスやドメインのサービスは利用料金が高額で、趣味で立てるサーバーには現状厳しい物があります
そこでここでは、多くのユーザーが利用している動的IPアドレス割り当てのプロバイダ契約とその接続方法はそのままに、無料のダイナミックDNSサービスを利用することでその問題を解決する方法を説明します

ダイナミックDNSサービスとは、(名前の制限はあるが)ドメイン名を申請・取得しておき、(ダイナミックDNSの)利用者の割り当てIPアドレスをそのドメイン名に登録しておくことで、一般の閲覧者が利用者の自宅に設置されたサーバーに容易にアクセスできるようにするサービスです
利用者の割り当てIPアドレスが変化するたびに、専用のツールなどを利用して新しい割り当てIPアドレスを取得しているドメイン名に登録し直します

無料で利用できるダイナミックDNSサービスは数多くありますが、ここでは当サイトで利用している「DynDNS.org」と、自動IP登録ツール「DiCE」の説明をします

DynDNS への登録

アカウントの取得

DynDNSのサイトを開いてページ右上にある「Sign-Up Now」をクリックします

サインアップ用の登録フォームが表示されるので、以下の図の説明のように各項目を入力して「Create Account」ボタンをクリックしますます

しばらくすると記入したメールアドレス宛に確認用のメールが届くので、48時間以内にメールに記載されたURLへアクセスする(大抵のメールソフトでは記載されているURLをダブルクリックする)と登録が完了します

ドメイン名の追加

登録したアカウント名とパスワードでログインします
その後トップページへいったん戻り、「Dynamic DNS」をクリックします
左側に出るメニューの「Add Host」をクリックするとドメイン名を追加する画面になります

Hostname
あなたのサーバーに使いたいドメイン名を申請します
前半部分は好きな名前(アルファベットと数字)を指定できます
後半部分はドロップダウンリストから選ぶようになっています
IP Address
現在のあなたのIPアドレスが自動的に入力されています
変更する必要はありません
Enable Wildcard
ワイルドカードを有効にします
OFFのままで構いません
Mail Exchanger
自宅でメールサーバーを立ち上げるときに設定する項目です
今回は関係ないので空欄のままで結構です
Backup MX
あなたのサーバーがダウン中にメールが来たときに備えて別のサーバーへメールをバックアップする有料サービスです
今回は必要ないのでOFFにしておきます

「Add Host」ボタンをクリックするとドメイン名が登録され、その名前であなたのサーバーに外部からアクセスできるようになります

ドメイン名は最大5つまで取得できます

DiCE でIPアドレスを自動登録する

ドメイン名は取得しましたが、あなたの割り当てIPアドレスが変わるたびにそのIPアドレスをDynDNSに登録し直さなければいけません
DynDNSのサイトから手動で登録し直すことも出来ますが、それは現実的ではないので「DiCE」という自動登録ツールを利用します

DiCEのインストール

公式サイトから「DiCE」のフリーウェア版をダウンロードしてきて下さい
MSI版とEXE版とありますが、お使いのOSに合わせて好きな方をダウンロードして下さい
どちらもダウンロードしてきたファイルをダブルクリックすればインストーラーが起動するはずです
インストールでは「次へ」をクリックしていけば特に問題なくインストール完了できるはずです

イベントの登録

DiCEを起動すると次のような画面になっています

メニューの[イベント]-[追加]を選びます

最低限記入しなければならない設定項目は次の通りです

説明
イベント識別用の名前です、何でも構いません
サービス
ドロップダウンリストから「dyndns」を選びます
似たような名前の項目がたくさんあるので注意して下さい
ホスト名
ドメイン名
DynDNSのサイトで申請したドメイン名を入力します
ユーザー名
パスワード
DynDNSにログインするためのアカウント名とパスワードを入力します
IPアドレス
必ず空欄のままにしておきます

「保存」を押すとDynDNSへのIPアドレスの自動登録のための設定が完了します

DiCEをスタートアップに入れる

そのままではWindows起動時にDiCEは自動で起動してはくれないので、スタートアップに入れます

WindowsXP Professional の場合、スタートメニューから[すべてのプログラム]-[スタートアップ]にマウスカーソルを持って行き、右クリックして[開く - All Users]を選ぶとスタートアップのフォルダが開きます
同様に[すべてのプログラム]-[Sarad Software]にマウスカーソルを持って行き、右クリックして[開く]を選ぶとDiCEのフォルダが開きます
「DiCE DynamicDNS Client」のアイコンを[Ctrl]キーを押しながらスタートアップへドラッグ&ドロップしてコピーします

これでWindows起動時に自動でDiCEが起動されるようになります

しかしこのままではDiCEが通常のウィンドウで起動されてしまって邪魔なので、DiCEのメニューから[オプション]-[環境設定]を選んで[一般]の中の「最小化で起動する」にチェックを入れておきます

最後に

これでTeamSpeak2の使用法、サーバーの立て方、ダイナミックDNSによる自宅サーバーの公開手順の一通りの説明は終わりです
この説明がみなさんのお役に立てれば幸いです
また、質問等はBBSのほうにお願いいたします


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